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ジンとウイスキーを造るニセコ蒸溜所を巡り、この地で生まれるロマンを知る。

2026/01/13
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まっすー
まっすー
コーヒー・ワイン・温泉が好きな旅好きニセコファン。2児の父。小さな子どもと一緒に楽しめるスポットをご紹介。

最近ハマっているジン「ohoro」。

 

味はもちろんのこと、洗練されたエチケットにも惹かれて

 

この「ohoro」を造るのは、2021年10月にオープンした〈ニセコ蒸溜所〉。オープンからわずか数年で、国内外のアワードで数々の受賞歴を持つ蒸溜所です。

 

おお、これは行くっきゃない。

 

ということで、すでにお気に入りの「ohoro」、そして未発売(!)のウイスキーが造られる現場を巡れる〈ニセコ蒸溜所〉の見学ツアーへ。

 

〈ニセコ蒸溜所〉があるのは、森の中。あたりには酒の香りがほのかに感じられて、澄んだ空気も美味しい。

 

三角屋根にシンプルなデザインが潔く、かっこいい建物

 

なぜニセコの、それも森の中の、この場所に蒸溜所を構えたのか。その理由は大きく2つ。

 

1つは、ニセコアンヌプリからの伏流水。この伏流水の性質は超軟水で、その軟らかさが造りたい酒に適していたようです。

 

もう1つは、気候や風土。年月をかけて熟成させるウイスキーはその土地の気候や風土に酒質を左右されますが、自然豊かなこの環境が最適と考えたそうです。

 

建物に入るとショップ&バーに迎えられ、奥に製造エリアが。見学ツアーではこの製造エリアを解説付きで巡れるというわけです。

 

デザインのスタイリッシュさと木の温かみが調和している

 

いざ、製造エリアへ。酒好きの心が躍り、大人の修学旅行気分に。

 

ここではジンとウイスキーを造っているので、それぞれの製造工程について話を聞くことができます。

 

まず、ジン。

 

ここでジンが造られる

 

蒸溜する様子

 

使用される素材たちの一部

 

ジンの素材として決まっているのはジュニパーベリーだけで、それ以外はどんな素材を使ってもいいとのこと。

 

そこで、スタンダードな「ohoro」には、地域の素材としてタチヤナギ、ニホンハッカを使用。この2つはニセコ町内にある自社の畑で栽培しているそう。

 

自由に素材を組み合わせられると、こうして地域の特色を出しやすい。これって、飲む側にとっても地域の魅力を感じられていいですよね。

 

「ジンは物語を飲むお酒、なんて言いますもんね」

 

と話しながら、詳しい製造工程も教えてもらう。このあたりはぜひ実際に見て廻ってほしいので、割愛しますね。

 

次に、ウイスキー。

 

そう、〈ニセコ蒸溜所〉ではウイスキーも造っているんです。

 

原料のモルトが1t詰められた袋がどどどん

 

モルトを1t使うと、ビールだと5000ℓできるのに対してウイスキーは500〜600ℓ。ウイスキーは2回の蒸留を経て量は減るが、アルコール度数が高まるということ。

 

2回の蒸溜にはポットスチルという蒸溜釜を使い、このポットスチルに蒸溜所それぞれのこだわりが表れているそう。

 

〈ニセコ蒸溜所〉のポットスチルは、スコットランドのフォーサイス社製のもの。もちろんオーダーメイド。

 

ショップ&バーのほうに顔を覗かせていたのがポットスチル

 

ポットスチルの形によって力強いタイプのウイスキーができたり、優しいタイプのウイスキーができたりするんだとか。面白い。

 

ウイスキーもジンと同じく、詳しい製造工程を教えてもらえますが、こちらも皆さんが訪れたときの楽しみにとっておきましょう。

 

ここまで、ジンとウイスキーの製造工程を見せてもらいましたが、はじめのほうに「未発売」と書いたようにウイスキーはまだ発売されていません。

 

というのも、ウイスキーを造り始めて4年くらい経つそうですが、「じっくり熟成させてしっかり美味しくなってから出そう」と時期を見計らっているから。

 

見学ツアーでは、そんな熟成中のウイスキーが眠る貯蔵庫も見せてもらえます。扉を開けた瞬間に芳醇な香りが漂い、酒好きにはたまらない空間。

 

新樽だけでなく、シェリー樽やバーボン樽など、いろんな樽で熟成中

 

「ここで寝たい」

 

そう言ったお客さんもいるとか(実はそれを聞いて、いいな…と思った)。

 

熟成中のウイスキーにも対面すると、より一層〈ニセコ蒸溜所〉からウイスキーが発売される日が待ち遠しくなりました。

 

「ウイスキーはときがつくるお酒ですね」

 

という話も交えたりして、見学ツアーではジンとウイスキーがそれぞれに持つロマンを感じることができました。

 

見学を終えたあとは、ショップ&バーでテイスティングと買い物を。

 

「ohoro」には季節限定でラベンダーのフレーバーも

 

あ、バーにはこだわりのノンアルコールカクテルもあるから、ドライバーやアルコールが苦手な方もご安心を。

 

ショップには酒類だけでなく、職人の技が光る工芸品(酒器や食器)も並んでいます。どれも美しい。

 

思わず鑑賞してしまう、手仕事を感じる器の数々

 

「年を重ねるごとに価値を増すところが、ウイスキーと工芸品の共通点でもあります」

 

と聞いて、またロマンを感じたり。

 

この〈ニセコ蒸溜所〉、新潟は八海山で知られる〈八海醸造〉のグループ会社なんですが、その繋がりで日本酒や燕三条の工芸品も販売しているということでした。

 

あとは最後に1つ、粋だなと思ったことを伝えたい。

 

それは、蒸溜所の建材にニセコを含む後志エリアのカラマツを使っていることです。

 

そのことをなぜ粋だと思ったのか。

 

見学ツアーを通して地産地消を意識した酒造りを行なっていると知りましたが、この蒸溜所の建物自体に地産地消の精神が宿っていると感じられたからです。

 

ただでさえかっこいい建築デザインが、さらにかっこよく見えました。

 

見学ツアーは要予約・有料ですが、大満足の内容。すっかり〈ニセコ蒸溜所〉に魅了されて帰ってきました。気になる方はHPで詳細をチェックしてみてくださいね。

 

 

ニセコ蒸溜所

所在地 ニセコ町ニセコ 478-15

営業時間 10:00~17:00(12月~3月は18:00まで)

SHOP&BAR 入場無料、予約不要

見学ツアー 要事前予約

定休日 無休(年末年始の営業は要問合せ)

電話番号 0136-55-7477

HP https://niseko-distillery.com/ja/

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