休日に札幌からニセコへ向かう楽しみのひとつが、道の駅ニセコビュープラザに立ち寄ることだ。今日のお目当ては、建物のわきに広がる野菜の直売所。夏のとれたてが所狭しと並ぶ、私の好きな場所のひとつ。

まず目に飛び込んできたのは、ずらりと並んだニセコメロン。赤肉も青肉もあって、箱におさまった姿はそれだけで贈りもののようだ。メロンを食べると喉がかゆくなるという知人が、「このメロンは大丈夫だった」と話していたのを、ふと思い出す。


トマトの棚の前で、思わず値札を二度見した。つやつやと大きな大玉が、驚くほど手ごろな値段で並んでいる。ひと粒ずつ包まれたミニトマトも、箱いっぱいの大玉も、どれもこの土地で採れたばかり。

棚には、生産者さんの顔写真とメッセージが添えられている。「安心・安全・環境にも優しい栽培」——そんな手書きのポップを読むと、誰がどんな思いで育てたのかが伝わってきて、それだけで手に取りたくなる。無農薬や減農薬、有機の野菜も多い。

夏は、やっぱりトウキビ。皮つきのまま積まれた黄色い粒を見ると、茹でたてを頬張りたくなる。(行ったときはまだ早かったので少なかったです)ずっしり大きなズッキーニも、この時季ならでは。子どもと一緒に「これ大きいね」と選ぶのも、きっと楽しい。


気づけば、かごの中は緑と赤でいっぱい。“NISEKO TASTY”のシールが貼られたミニトマトを眺めながら、ニセコの夏をそのまま持ち帰るような気分になる。

ニセコは、昔からの野菜の町。かつてはじゃがいもで栄え、町にはでんぷん倉庫の名残も残っている。そんな土地だからこそ、とれたての野菜を使ったレストランも多い。
お菓子や乳製品もいいけれど、私にとってニセコのいちばんのお土産は、この野菜かもしれない。秋には、じゃがいもやカボチャかな。次に来るときは、どんな顔ぶれが並んでいるだろう。

道の駅ニセコビュープラザ 野菜直売所
ニセコビュープラザ直売会協同組合
所在地 北海道虻田郡ニセコ町字元町77-10
営業時間 夏季 8:30〜17:00/冬期 9:00〜17:00(年末年始を除く)
Instagram @niseko_viewplaza.yasai
公式サイト https://www.niseko-viewplaza.jp/
※掲載の内容は取材当時のものです。野菜のラインナップや価格は、時期や在庫により変わります。





