2025年10月、函館で〈ちいさなしあわせパン☆〉として人気を集めていたパン屋さんが、ニセコで〈しあわせパン☆〉として新たなスタートを切った。
そんな噂を聞いた私は、さっそく行ってみることに。お店はちょっと奥まったところに位置していて、そこにお目当てのパン屋さんがあると知らないとなかなか入らないような道の先にあった。ほんとにこの先にあるのかな、なんてドキドキも楽しみつつ、無事に到着。
かわいい手書きの看板。10月はハロウィンカボチャもそばに
あたりにはパンの焼き上がるいい香りが漂っていた。お店に足を踏み入れると、その香りがさらに強く感じられて、それだけでおなかが減ってくる。
ご夫婦で営まれている〈しあわせパン☆〉。出迎えてくれた奥様が、ずらりと並ぶパンについて一つひとつ丁寧に教えてくれる。奥のほうでパンを作るご主人も、こちらに顔を覗かせながら薪窯についてお話してくれたり。穏やかなおふたりとお話しながらパンを選ぶ時間には、やさしい空気が流れていた。
ベーシックなパンもあれば、一風変わった惣菜パンもあり、どれも美味しそう。初めてのパン屋さんなので、何を買おうか迷うわけだけれど、種類が豊富で目移りしてしまう。どれも食べてみたいのに、胃袋は一つしかない。
悩みに悩んで、このとき私が選んだのはこちら。
・クロワッサン
サクッ、ふわっ、クロワッサンに求める食感を存分に味わえる。バターの香りも感じられて、コーヒーやラテと合わせて朝食にこれが食べられたら、その日はいい一日になりそう。次に記述する全粒粉のクロワッサンはまたひと味違うから、どちらも買って食べ比べするのがおすすめ。
・全粒粉のクロワッサン
オーガニックの全粒粉で作られたクロワッサンは、形や色も普通のクロワッサンとは異なるのだけど、なにより一口齧った瞬間のざくっという感じがたまらない。バターのコクもほどよく、あっという間にぺろり。ざっくざくの食感にハマってしまい、またすぐに食べたい。
奥がクロワッサン、手前が全粒粉のクロワッサン。見た目も違うけれど、味わいや食感もそれぞれに異なる魅力を楽しめる
・豊浦ポークと玉ねぎ
香ばしくしっかりとしたパンに、あまじょっぱく仕上げられた具材がよく合う。質感がきめ細かく柔らかなとようらSPFポークは、冷めても美味しいから惣菜パンにぴったり。また買えることがあれば、モルティーなビールと合わせて楽しんでみたい。
・じゃがいもとしそくるみ
食べやすいサイズでありながらごろっと感もあるじゃがいもが、満足感を与えてくれる。パッとみた感じ、しそはたっぷりと使われているわけではなさそうだけれど、そのしそが爽やかさをプラスしてくれて、不思議で楽しい、初めての味に出合えた。
左が豊浦ポークと玉ねぎ、右がじゃがいもとしそくるみ。パンの上に具材を載せたスタイル
※すべて2025年10月訪問時のメニュー
どれを食べても、その美味しさに口の中が喜んでいて、心も満たされてゆくのを感じた。私がお店を訪れたときには、大きなカゴを持ってお買い物する素敵なお姉さんもいらっしゃり、そんなふうに私もまたここで買い物を楽しみたいなあと思う。
リンゴが生地の上に載っているという珍しい形のアップルパイも気になったので、今度はそれも食べてみたい(写真右)
お店のご夫婦からは試作中のものもあると聞いたので、きっと訪れるたびに新たなパンに出合えるのだろう。
初めて行ったのは秋晴れの日だったのに、今はもうすっかり冬に。この季節の〈しあわせパン☆〉では、どんなパンに出合えるのかな。想像を膨らませながら、また訪れる日を計画している。
しあわせパン☆
所在地 ニセコ町字近藤274-33
通常営業 金・土 11:00〜18:00(売り切れまで)
※その他、臨時特別営業、イベント出店、まれに臨時休業あり。詳しくは公式Instagramをチェック
https://www.instagram.com/sawada.pan/https://north-protect-2018.wixsite.com/nodoka





